Q:「Firebirdサーバーが起動していません」と出ます。

Q:「Firebirdサーバーが起動していません」と出ます。

①PCの再起動
通常、PCの起動時に、Firebirdサーバーも同時に起動する仕組みでございます。何らかの原因でFirebirdの起動に失敗した可能性も考えられます。
一度、PCを再起動して、改善するかご確認いただけますでしょうか。

②再起動しても改善しない場合

(1)「スタート」→「Windows管理ツール」→「サービス」を選択します。
(2)「サービス」が起動したら、「Firebird Guardian – DefaultInstance」と「Firebird Server – DefaultInstance」を探します。
(3)「Firebird Server – DefaultInstance」の「状態」が「実行中」でなく、空白の場合、「Firebird Server – DefaultInstance」を右クリックして「開始」を選択します。
(4)「スタートアップの種類」がいずれも「手動」になっている場合は、「Firebird Guardian – DefaultInstance」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
(5)「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。

「Firebird Server – DefaultInstance」が「実行中」でないとレセプトチェッカーLSは動きません。
「Firebird Guardian – DefaultInstance」は、「Firebird Server – DefaultInstance」が実行中でない場合、Firebird Serverを起動する役割がありますが、Firebird Guardian自体が起動していなければ、レセプトチェッカーLSは動きません。

③Firebirdのインストール
もし、PCの再起動でもメッセージが表示される場合、再インストールをお試しいただけますでしょうか。

1.レセプトチェッカーLSインストール版を起動し、エラーメッセージはXボタンで閉じてください
2.レセプトチェッカーLSインストール版の起動画面の左下の青い「?」アイコンをクリック
3.表示された画面の中の「Fiebird-Firebird-2.0.4…….」を実行
4.セットアップウィザードが表示されましたら、全て「次へ」で進んでください
5.下記画面が表示されましたら、「ガーディアンを使用する」にチェックを入れたままします。(これによりFirebirdサーバーが起動しているか監視して、起動していない場合、起動させる仕組みです。)また、「サービスとして起動」にもチェックを入れておきます。


6.Firebirdのインストールが終わりましたら、レセプトチェッカーLSインストール版を再起動してお試しください

※最近、①や②や③でも改善しないケースがありました。

②の「サービス」の「FireBird Server DefaltInstance」を起動しても「エラー 1930xc1」が出て、「FireBird Server」サービスが起動起動できない例がありました。

この問題は、次の条件のいずれかまたは両方が当てはまる場合に発生します。

(1)起動ドライブ(Cドライブ)に「Program」という名前のファイルがある場合

(2)ProgramFilesフォルダ内に「Common」という名前のファイルがある場合

本来フォルダである名前がファイルとして存在する場合、サービスコントロールマネージャーは必要なフォルダーを見つけることができないため、サービスが起動しなくなります。

その場合は、上記に存在する「Program」または「Common」という名前のファイルを移動するか削除する必要があります。ただ、削除した場合の影響が不明なので、一時的に移動することをお勧めします。

お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。